H12.8.19 初回打ち合わせ(まずは雑談の中で、希望するイメージをつかむ。
       これだけははずせないという与件があれば聞く)
 
       敷地図もらう
       調書を渡す(記入後FAXにて返送してもらう)

       現地視察後、調書をもらいラフプランを開始

9.11 第2回打ち合わせ
    A、B、Cの3案提示
    四季を通じて冷暖房機をフルに使うライフスタイルから
    木造外張り断熱の高気密・高断熱住宅を提案。
    住金手続きの打ち合わせ


9.19 TELもらう
    C案気に入っている(できれば和室が欲しい)
    工法は木造外張り断熱でいきたい。

9.29 第3回打ち合わせ
    建築費の概算を決める。それによって坪数を
    割り出す。その結果、C案をもう少しコンパ
    クトにした感じでということに。
 
   この間、D案、E案をFAXとTELにてやりとり。
   1Fをパブリックゾーン、2Fをプライベートゾーンに。
   何度かやりとりしてD案に吹き抜けをということに。

10.31 第4回打ち合わせ
      F案、G案を提示
      住金融資金額、融資項目の打ち合わせ

11.8  TELもらう F案でほぼOK

11.14 融資に関する最終確認

11.15 設計契約

11.16 住金に融資申し込み提出(施主ご本人による)

11.27 第5回打ち合わせ
     外観模型提示
     内外装デザイン、床暖房、衛生設備関係、照明器具、
     キッチン等打ち合わせ
     入札業者の打ち合わせ

12.1 実施設計開始

   この間、造作家具、スイッチ・コンセント位置やピアノの位置等の
   細かい部分のつめをFAXとTELで何度もやりとりをする

12.14 道路立合

12.19 入札業者に図面を渡す(5社)

12.26 建築確認おりる

12.29 入札日。午後より施主宅にて提出見積を開封。その後
     1/5までそれぞれにチェックをする。

H13.1.5 事務所にて業者の選定
       2社に再見積を出してもらうことに(木サッシ→樹脂サッシに変更)

1.10 業者決定(2社とも業務内容もしっかりしており、
    最終的には金額の折り合いがついた方に決定)

1.16 施主と施工業者、工事請負契約

1.18 地鎮祭(ゼネコンの準備する地鎮祭は、なかなか豪華です)

1.22 地盤調査。結果、表面の地盤改良が必要。

2.12 施主立合のもと、地縄貼り(建物の位置を決める)

    この間、現場担当者と外断熱や気密の取り方、その他
    何度も打ち合わせ

2.21 防蟻剤についてTELで打ち合わせる
    外断熱の場合、床下も室内と同じ環境になるので
    防蟻処理の薬剤が人体に及ぼす害を考えると、
    安易に使用できない。ヒバから抽出したヒバ油を
    提案。同時に床下調湿材として炭を敷くことを検討。

2.23 地盤改良

2.24
〜26 基礎の砕石敷込


3.2 防蟻土壌処理(九州はまず白蟻がいると思ってよい地域。
             土壌のみハチクサンを散布)

3.3
 〜5 ベタ基礎配筋

3.6 基礎配筋検査
   ベタ基礎コンクリート打設

3.7 製材所にて木材検査(施主立合)
   構造材に乾燥剤を使うため、実際に水分含有量を
   はかる→15.9%(20%以下のものを乾燥材という)

3.9 基礎立上りコンクリート打設

3.10 施主よりTEL
    ハンモックやスベリ棒など少し遊びを取入れたい
    →吹抜け部分の壁にハンモック用のボルトを取り付けることに

3.11 土間断熱材敷込み
3.12 つか石設置、温水式床暖房配管
3.13 床暖房蓄熱コンクリート打設
3.14 足場組立
3.15 土台敷き、気密バンド・防湿フィルム施工

3.16 上棟式(施主のご兄弟も集まりにぎやかに行われる)

4.9 中間検査


4.13 事務所にて内・外装材の最終打合せ
    床材:桜(インターネットで見つけた無垢の桜材。価格が安い割
               にはサンプルの木目も美しく、施主も即決)
    壁 :塗壁(薄塗りしっくい壁左官仕上げ)和室は月桃紙
    天井:パイン材
    外壁:レッドシーダー(塗装色はサンプルをつくってもらう)
    レンガ、タイル等も決定
    ユニットバス:ショールームで見る→浴槽の色を迷う

4.16 浴室についてTELもらう
     浴槽の色→グラニットブラック(後にグリーンに変更)
     ご主人の希望によりジェットバスを追加することに(ご主人の唯
     一の希望だったので、最初から入れておくべきだったと反省)

4.17 床材(桜)を試しに1u取り寄せてみたところ、予想外に色ムラが
    激しく、一旦は不採用になる

4.22 現場にて施主と打合わせ
    ・外壁の塗装色を十数色のサンプルより決定
    ・桜の床材を現場の床に置いてみたところ、思ったより
     ムラが気にならなかったため、結局採用することにする

5.2 施主宅にて打ち合わせ
   ・キッチンの天板をフラットに変更
   (当初は立上りをつけてカウンター形式にしていた)
   ・階段の手すり→壁側に2列の手すり(子供の高さのものも)
   つけるので、左側はあえてオープンに
   ・ピアノを置く場所のパーテーションの高さ→現場にて後日打合せ
   ・2Fトイレの便器変更(奥行きの短い新商品がINAXより発売
                になったため)
   ・カーテンPLAN提案

5.15 床材が到着
    やはり思った以上にきれいで安心する。全て検品後、
    よりきれいな部分を1Fへ、ムラの在るものを2Fへ使用する。

5.27 外壁張り始める

6.4 現場にてタイル関係、塗壁の色等発注前の最終確認(施主立合)

   完成予定まで1ヶ月を切り、少々遅れ気味の現場のチェックに
   毎日のように通う。この頃より造作家具も工場にて製作始まる。
   建具も詳細を決定し、製作中。

6.12 室内壁の左官仕上げが始まる。同時にタイル類も張り始める。
    この頃より現場内の職人さんの数が一気に増え、急ピッチで
    室内の仕上げが行われる。

6.18 照明器具取付。造作家具搬入。ほぼ完成に近づく。

6.20 日没後の現場にて、照明のチェック。現場を見に来た施主と
    長かった道のりを振り返りつつ、完成間近の現場を眺める。

6.21 完了検査

6.23 見学会及び勉強会の開催

    最終手直し

6.27 引渡し
ヒバ油は九州では取り扱う所がなく、基礎
の木材にひのきを使っていること、換気シ
ステムを床下にも適用することで、常に乾
燥状態を保てることから、防蟻剤は何も使
用しないことに。
また、炭の調湿効果は、吸収はしてもそれ
をなくす効果はないこと、耐用年数が限ら
れることなどから、使用しない事になった

施主の要望(調書より)
☆吹抜けのある明るいリビング
☆1階とつながりのある2階
☆庭を近くに感じられる間口(デッキ又は土間)
☆リビングの近くに衣類の収納
☆通風や採光は確保した上で、プライバシーを守
  れるような目隠し
☆窓が開けられる(できれば外にでられる)風呂
☆洗濯物の「洗う・干す・取り込む・たたむ・片付
 ける」の動線を
できるだけ短く。雨の時リビングに
 干さずにすむ工夫を
前のページに戻る