Energy stockpiling
いざという時の備えは、不測の事態にすぐ使えなくてはなりません。特にエネルギーの備蓄という部分で考えれば、使い慣れていないと使い方がわからなかったり、使い方を間違い壊してしまったり、使いすぎて本当に使いたいところに使えなかったり、ということになってしまう場合もあります。その為、それぞれの役割や性能を理解するために、毎日の暮らしの中で使っていくことがとても重要です。きっとそれが、いざという時の備えだけでなく、日々の暮らしの楽しみや豊かさにも繋がっていくのではないでしょうか?
Daily use
エネルギーの中でも、自然エネルギーはとても不安定なものです。太陽光発電も夜はもちろん発電しませんし、日中でも曇や雨の日は5%程度しか発電しないでしょう。特に日本には「梅雨」があり、その期間は雨続きで太陽光発電には期待できません。そういった時には、簡易的な風力発電や、プロパンガスの発電機、人力の発電機などいくつかの手段があると少しでも安心できますよね。自分たちの暮らしに合わせて、いくつかの手段を適材適所組み合わせて運用して いくことで、暮らしの中のエネルギーを賢く回すことができます。
Other examples of stockpiling
Fuel stockpile
薪やペレットなどの燃料は一般的にはストックしながら使っていくものなので、あまり燃料の備蓄というイメージはないかもしれませんが、ガソリンや灯油なども備蓄しながら使っていくことでいざという時に役立つのです。
Open-air rice with BBQ charcoal or wood firewood
暖かくなると、キャンプ場などのアウトドア施設は多くの人で賑わい、住宅地でも週末にはどこからともなくBBQの美味しそうな匂いが漂っていたりと、炭や薪は多くの家庭で使われていると思います。そんな炭や薪をストックしておき、暖かく天気が良い日には、庭先で野外炊飯をしてみるのも楽しいのではないでしょうか?そんな経験や備えも立派な備蓄といえるでしょう。
Secure life water with rainwater and well water
ちょっとした水仕事や生活用水など一日で使う水の量は意外と多いように思います。そのすべてに浄水所できれいにされた水を使う必要があるのでしょうか?雨水や井戸水の利用は資源や水道料金の節約にもなるうえ、公共の水道が止まってしまったときにも使える自前の水源なのです。
Propane gas rather than city gas
災害時に困る要素の一つはガスです。特に地震の場合都市ガスは停まることが多く、長期間使え無くなる場合もあります。プロパンガスは都市ガスと比べれば高くはありますが、ボンベ内にガスが残っている限り使える上に、非常時にはガス用の発電機で電気を作ることも可能です。
Stock garden
家庭菜園も立派な備蓄です。食料の備蓄というと、そのまま何年も放置してしまい、はるか昔に消費期限が切れている、パンパンに膨れた缶詰などが自宅で発掘されることありますよね?エネルギーの備蓄もそうですが、常にストックの意識を持ち、それを回していくことで、無駄なく備蓄をすることが出きます。その点、家庭菜園は食物のルーティーンがあるので、しっかりと回すことができるのです。