こんにちは、アクティブデザインの自然エネ隊長、サトウツバサです!
私事ではありますが、この度引っ越しが無事完了いたしました〜!
今年のGWは、史上初の10連休でございましたが皆様如何お過ごしでしたでしょうか?
僕はというと、引っ越しに追われた連休でございました。
そのおかげで今は通常通り生活できております。
中古住宅なのでしっかりお清めもしました!
関係各所の皆様どうもありがとうございました!
ということで、この家をこれから完全オフグリッド化へ向けて改造していきますよ〜
その模様もこのブログで発信していきたいと思います!
オフグリッド化に向けた設備導入に関する補助金関係をいろいろと調べているところですが、
今の補助金は、本当に自然エネルギーを活用したいと思ってる人や、災害時(停電時)のためのエネルギーの備蓄を本気で考えている人に対しては、本当に冷たい制度になっているのが現状です。。。涙
ある程度資金力のある選ばれし人だけが使えるようなしくみでございます。
太陽光パネルに関しては、かなり普及し価格も大分下がってきたので、敷居も低いのですが、問題は蓄電池です。
現在、FIT終了に向けて、各メーカーがこぞって蓄電池を販売しています。
そんなメーカー製の高額な蓄電池にしか補助金が出ないようになっているのです。
保証関係もしっかりしてるので、安心料という捉え方もできなくはないんですが、、、、
問題は、その仕組みだと思うんです。
メーカーの蓄電池を否定するつもりはありません。
すごく便利で、性能も良いです。
誰にでも使うことができます。
ですが、本当に大事なことを見失ってはいないでしょうか?
蓄電池を入れるだけで、本当の意味で少エネ、防災になるのでしょうか?
答えは、NOだと思います。
メーカーの蓄電池を入れて、昼間発電した電気を自家消費し、余剰分を蓄電します。
それを夜間に使うわけですが、今主流な蓄電池は8kW前後。
例えば、オール電化の家では、なにをするのにも電気を使うわけです。
到底8kW程度では到底たりないでしょう。
その不足分を補うのが電気料金の安い深夜電力です。
深夜電力を使うことで電気代を安く抑えられますよ〜という具合です。
ユーザーは、いつ溜めた電気がなくなったのか、自からチェックしなければわからないうえに、
自然エネルギーを使っていたつもりが、大きなリスクを伴う原子力発電所や、化石燃料を消費しCO2も排出し続けている火力発電所などで作られる深夜電力を
知らず知らずの間に使ってしまっているということになります。
僕はこのシステムに、自然エネルギーで省エネでエコなんて言っていることについつい疑問を感じてしまいます。
少し脱線してきたのでこの手の話はまた次の機会に。。。汗
本来であれば、熱に変えて使う電気は消費電力が大きいので、蓄電池での使用は注意が必要なのです。
そのようなことを知らずに、電気の基本的なことも知らずに蓄電池を使うとどうなるか?
例えば冬場の災害で、蓄電池があるからとエアコン動かして暖房をつけてしまったら。
ほんの数時間ですべての電力を使い果たしてしまいます。
「節電」とか「電気は考えて使いましょう」とかよく言いますが、それって実はこういう意味もあるんじゃないかなって思います。
電気のことを知りましょうってこと。
知らなかったがために、
せっかく溜めた電気も、一瞬でなくなってしまいます。
自然エネルギーを使いたくても、結局は原発や化石燃料に頼ったエネルギーを使ってしまっている
ということになります。
停電時には、せっかくシステム入れたのに結局不安で不自由な生活を強いられるのです。
電気は私たちの暮らしをより便利なものにしてくれたと同時に
暮らしになくてはならないものになりました。
電気は悪ではありません。
ですが、本当にそんなにたくさんの電気が必要ですか?
私たちの暮らしを便利にしてくれた電気に感謝をし、
電気のことを学び、
自分たちの暮らしを見直してみる。
私たちは、それぞれの暮らしに馴染んでいくような、
また、初心者にでも低予算ではじめられるような、
そんな自家発電、蓄電システムをご提案していきます。
話が飛躍しすぎました。
すみません。
最後に、荷物が入る前の新居をお見せします!
築44年のすまいがここからどう変わるかお楽しみに!!!
実はこの家オール電化の家なんです!笑
オール電化の家に住んだことないので、設備が整うまでの少しの間だけ、商用の電気に依存した暮らしをしてみたいと思います!笑