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FEELINGアクティブデザインブログ

TSUBASA SATO
TSUBASA SATO 自然エネルギー隊長
アクティブデザインの自然エネ隊長です。
令和元年5月より念願のマイホーム(築44年の中古住宅)にて、完全オフグリッド化を目指す日々を発信していきます。
時々うたいます。

オール電化住宅の電力消費

熱は熱のままに!

こんにちは!

アクティブデザインの自然エネ隊長、サトウツバサです!

私が引っ越した新居は、オール電化の住宅でした。
先日、灯油給湯器と太陽熱温水器をつけ、着実に電気に依存した住宅から、オフグリッドな住宅に変わってきております!

 

屋根は自分たちで塗りました! 板金の照り返しが熱すぎました!

 

 

 

 

最近は30℃超えな日々だったので、太陽熱だけで素手ではさわれないほどの熱湯が出てきます。
これには、太陽のエネルギーの凄まじさを感じずには居られません。

給湯は、プロパンガスよりも安く残量がわかりやすいので、エネルギーの浪費を防ぐために、灯油給湯器にしました。

給油の手間はかかりますが、それが体感としてどのくらい使っているかを肌で感じることができます。

今までは都市ガスを使ってましたが、料金明細をみても、実際どの程度使っているのかが実感としてとても分かりづらかったからです。

なくなったら補充するスタイルなので、節約の意識には差が出るのではないかなぁと期待しています。
※自分自身が意識しなければ一緒ですが。。。

 

省エネとよく言いますが、私は「少エネ」という言葉を使います。

これは似て非なる言葉で、意味が大きく違います。

 

無駄なエネルギーを「省く」という意味での省エネという言葉。

エネルギーをたくさん作りすぎたから、もったいないから使おうよ!ということで無駄に使われているエネルギーの、無駄な部分を省いていこうよ。と、多めに作ったものに対して減らしていくイメージ。

 

少ないエネルギーで賄いましょうという意味の「少エネ」はというと、

そもそも、自分たちに必要なエネルギーの量って知ってます?熱には熱エネルギーを。電気には電気エネルギーを。無駄なく使えばこれだけで済むんだよ。という感じですか。

 

省エネも少エネも、目指すところは変わらないのですが、それに対するアプローチが違うということですね。

各家電メーカーが、省エネ商品をどんどん出しています。

技術が上がっていけば当然のことです。

今までの商品を使っていると、無駄が多いよ!省エネのものに買い替えたほうがよいよ!と
省エネはビジネスの中で生まれた言葉なんじゃないかなぁとも思っております。

 

反対に、少エネはというと、

ユーザー側が、問題意識を持ち、無駄に気づき、使うエネルギーを少なくできるはずだと、なるべく少ないエネルギーで賄えるように取り組むということだと思うので、ユーザーが主体的なイメージがあります。

無駄に気づき、自分で考えてエネルギーを使うということです。

受け身なのか、主体的なのかという違いですね。

 

マザー・テレサは言いました。
愛の反対の言葉は「無関心」だと。

マザー・テレサは、何かに対して、意識を向けなければ愛も注ぐことができないのよ。と言っているのです。

 

日々の暮らしになくてはならないエネルギーにも、無関心であれば、

そのエネルギーが使えなくなった時、どうしますか?

最愛の家族を、恋人を守ることができますか?

 

2017年に公開された「サバイバルファミリー」という映画がありましたが、

まさにそんなことが描かれていました。意外と面白かったですよ。
amazon primeで見れましたので興味ある人は見てみてください。

 

何が言いたいかというと、エネルギーは考えて使いましょう!
必要なものなんだから、どこで作られ、どうやって送られて、どういう仕組で今手元で電気が使えているのか!?

興味を持ちましょうということを言いたかったのです。

 

「切り身社会」という言葉もあります。

これは、スーパーで売られている切り身魚が、元々どのような姿をしていて、どこに生息していて、誰がどのように獲って、どのように加工されスーパーに切り身として並んでいるのかを知らない子供が増えているという事実を風刺した言葉です。

実際に、切り身魚を水族館で水槽に入れ、子どもたちに見せる社会実験なども行われています。

※参考までに <a href=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000015141.html>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000015141.html</a>

 

そのくらい、普段目にしているものや口にしているもの、使っているものに対して興味が薄く、
知ろうともしない人が大勢いるということです。

この例は食品に関してですが、エネルギーも同じです。

生活をする上でなくてはならないものには変わりないので、

まずは、知ることがとても大切なのです。

 

私たちは、そんな社会に少しでもエネルギーについて知ってもらうきっかけになれたらと思い日々活動しています。

 

最後に、

(ここまで来るのに時間かけすぎました。。。汗;反省です。。。)

 

タイトルのオール電化住宅の電力消費量についてですが、

これはびっくりしました。

あえてオール電化プランには切り替えず、通常の電気料金のプランで比較しているので、オール電化なプランにすると金額的なところは変わってくるかと思いますが、一例として我が家の場合を書いてみます。

 

ちょうど引っ越しをはさみ、9日間は以前のマンション2K(給湯、調理は都市ガス)。

10日間は新居一戸建て5LDK(給湯、調理は電気)。

という構図でございます。

 

 

前者の9日間は60kWh(4/25〜5/3)

後者の10日間は253kWh(5/3〜5/12)

時期的に、冷暖房は使わなくて良い時期だったのでほとんど使っていませんが両者ともに熱源は電気です。

 

1日あたりに換算すると、前者は7.67kwh/日。

後者は、25.3kwh/日となり、

約3.3倍かかる計算です。

広さが全然違いますが、冷暖房を使っていない時期なので、広さの影響はさほどないかなと思っています。

 

主に給湯とコンロの違いがこのくらいあるということですね。
電気給湯器は自給した電気で賄える方法を探すべくいろいろと調べましたが、実際に一日約20kWhの電気を消費するとのことだったので、

断念しました。

これは、4人家族が一日に使う電気の量の平均と同じくらいの消費量です。

コンロにおいては、怖くて煮物はできません。。。苦笑

 

これで、電気を熱に変えるものは電気を大量に消費してしまうということがわかりました。

だから、灯油やプロパンガスを選びました。

化石燃料はできるだけ使いたくないので、本当は薪ボイラーやかまどを使いたいのですが、住宅街では難しいものがあります。

商用の電気も発電所で発電する際に、化石燃料を使う場合がほとんどで、家まで電気が来るまでのロス(送電線を長い距離移動してくるため、電線内部の抵抗によってロスが発生します。)を考えれば、

自宅で化石燃料を熱に変えるほうが効率がよく、無駄がないと思い灯油やプロパンガスを選びました。
太陽熱温水器と併用すれば、自然エネルギーを活用でいる上、灯油の負担も少なくすみます!

 

実は、もう一つ灯油やプロパンガスを選んだ理由があるのですが、長くなったので、次回書きたいと思います。

ブログの書き方も、もっと勉強したいと思います。

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